| ここニューヨークには、その名を求めて今日も世界中から人々が集まってきます。私もその中の一人であることに間違いありません。私が思うに、まさしくニューヨークは、インターナショナルへの入り口の第一歩のような気がします。
今回は、今までのまとめとして話をして行きたいと思いますが、読者の皆さまには今一度、今までの文章を思い出しながら読んでいただけたらと思います。1.Beginning、2.Challenge、3.Worrying、4.Desire、5.Planning
& Action。そして、今回の6.Successと、私が渡米してからの4年に渡り、経験してきたニューヨーク・ライフをさかのぼりながら話をしてきました。昔の私と同じようにニューヨークという街に憧れている日本の若いヘアデザイナー達に、この街に来てからの現実を今のうちに少しでも理解してもらい、そして夢を実現させていただきたいと願うからです。
まず、成功者とは、どういう人達のことを言うのでしょうか?アメリカにおいての成功者に対するイメージは、かなり日本とは違うように思います。成功者と呼ばれる人達は広く愛され、尊敬されています。かなり、ポジティブなイメージです。それとは逆に、私が知る限り、日本においての成功者とはネガティブに考えられ、常に人々の嫉みの対象であり、成功すること自体が悪いことのように思われているような気がします。きっと、今現在の成功者の姿しか目に入ってないのです。それは、そこに辿り着くまでにどれだけの努力と失敗を重ねて今日があるかを、あまり人々は知ろうとしないからだと思います。
私は他の人を羨んだり、評価する前に、もっと人には大切なことがあると思っています。それはあなた自身のことです。あなたは今のあなた自身のために精一杯、努力しているでしょうか・・・。今のあなた自身を誇りに思い、自分自身に精一杯の拍手が送れるでしょうか・・・。人はそれぞれに一生懸命生きているに違いないし、誰もが必死に努力を重ねていると思います。しかし、本当の意味においての一生懸命な努力を、今のあなたはしているでしょうか?もう、これ以上は出来ないというくらいまで・・・。
美容業界では、さまざまなコンクールが開催されます。私も昔はよく出場したものですが、そのために誰しも練習と努力を重ねるのが普通です。出場するからには入賞したいと考えますが、結果として入賞しなくとも、自分自身が考え、精一杯作り出した作品は他の誰の作品より美しく見えます。結果は時の運です。しかし、一生懸命努力した人達にとっては、結果はあまり意味を持たないと私は考えます。精一杯頑張った人は結果が良かろうと悪かろうと、何一つとして悔いは残らないはずですし、例え結果が悪くても自分さえ諦めなければ、それは敗北したことにはならないと思います。
しかし、多くの人達は一度か二度の失敗で匙(さじ)を投げ、諦めてしまいます。自分自身の大切な夢まで心のどこかにしまい込み、良き昔話のように話すのです。私はそういった人生はまっぴら御免です。自分の描いた夢の中に生きるより、自分が描いた現実の中に生きたいと願います。私自身が掲げた本当の意味のサクセスに辿り着くためには、私はどんな犠牲も払う覚悟があります。どんな困難に直面しても、私は絶対に逃げないで立ち向かっていきたいと思います。
私の好きな言葉の一つに、「戻るも地獄、進むも地獄、ならば進もう」という言葉があります。これは今の現状に身を留めておいても何の進歩もなく、ましてや誰もが成し遂げたことがないものに向かって進んで行くことは不安が山ほどあります。されど、その道に信じるところがあるならば道は開けるという意味だと思います。
今、私は日本という国に生まれたこと、私の家族、友人、私を育ててくれた先生、先輩や後輩、今まで巡り会えた人々、全てに感謝しています。これらの人達が、私の29年間に存在しなかったら、今の私はないと言えます。まして他国の地、それもニューヨークという巨大な街に、2年半で"HAYATO-BESIDE"が出来たという事実も、とうてい私一人の実力からすれば不可能に思えました。実現できたのも、きっと巡り会った人達が私に私以上の力を授けてくれたのだと信じています。だからこそ、この恩恵を私は次世代の人々へ返していきたいと願っています。もっと力強いものへ、もっと次世代の人々が世界の舞台に立てるように・・・。
私もサロンをオープンして、この7月で2周年を迎え、また年齢も30歳になります。これを機に、私にとっての新たなるチャレンジが始まります。サロンの名も"HAYATO-BESIDE"から"HAYATO
NEW YORK"に変わります。新たなる私のチャレンジの原点は、ニューヨークから始まるという意味です。HAYATOというサロンをインターナショナル・サロンに育てたいからです。海外の有名サロンが日本へ流れる中、日本が世界に代表するサロンがそろそろ出てきても良い頃ではないでしょうか。いつの日か、きっと私は実現させるでしょう。"HAYATO
NEW YORK"という、今はちっぽけなサロンの名を読者の皆さまには覚えておいてほしいと思います。
最後に、美容業というものは美容という仕事を通して社会に貢献し、また仕事を通じて知り合う人々との人間関係を成長させていくところに最大の目的があるのではないでしょうか。
あなただけの、あなただけに与えられた人生。本当のあなたのオーナーは、あなた自身なのです。
Never give up until get a success!!
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